朝は寒かったんだけど(アメダス東京の気温値は、26日午前6時で6.0度だった)、昼間くらいからやや暖かくなってきた。
13時ごろは14~15度くらいまで気温が上昇したし、学校からの帰り際には、ぬるい風が吹くのを感じた。
天気図を見ると、日本列島の上に典型的な二つ玉低気圧があるのがわかる(図1)。
このため、今日は朝から西日本で降水域が広がり、夜間には関東でも雨が降るのが予想されている。
天気図を見ていて、典型的な事例に出会えた時は、悪天だとしてもちょっと嬉しい。
風が妙に暖かかったのは、おそらく、暖気が吹き込んできてたんじゃないかな。
アメダスや天気図だけでは分からないこともあるけれど、大まかな気象状況を確認するのには(とても)役に立っている。
そういえば、11/24の日曜日は、東京都美術館へ足を運んだ。
「日本きりえ美術展」を見るのが目的で、とても楽しい時間になった。
(その日は版画の公募展も観覧した。いろいろな手法の作品があり、興味深い内容だった。)
この2つの展示に関しては、(のちのち)レポートを書こうと思う。
田中一村の個展の方は、あまりに多くの人が入場の列に並んでいて、とてもじゃないが見れそうになかった。(時間ごとに入場制限を行っている状況だった。)
田中一村は諦めたけれど、「ノスタルジア―記憶のなかの景色」という企画展をやっていることが分かり、面白そうだったのでふらっと入ってみた。
この展示の感想も、(時間があったら)どこかに書き残しておきたい。
(↑特に、阿部達也さんの風景画の大作は、一目にして完全に心が奪われた。卓越した油彩の写実表現、とりわけ、雲のきわめて滑らかな筆致は、どこかリヒターを思わせるようなところもあり、本当に素晴らしかった。図録は(もちろん)買ったが、実物に勝るものはないので、会期中にもう一度見に行きたい気持ちもある。)